コミュニケーションマガジンweb版
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これから始める山歩き―蒜山三座・中蒜山篇

エスティマハイブリッドで蒜山へ! ?
 いよいよ、初めての「山歩き」当日。
環境に優しいハイブリッド車、エスティマハイブリッドで出発です。

AM6:39
岡山トヨタ本社を出発。
メンバー合流のため
総社ICへ向かいます。
AM7:15
総社IC東側の公園を出発。
これでパーティメンバーが勢揃い。
ゆったりしたエスティマハイブリッドのラゲッジルームは5人分の荷物を積んでもまだまだ余裕たっぷり。
床下収納もありますからもっと荷物が増えても大丈夫。
AM7:20
総社ICから岡山自動車道へ。
通勤割引が適応されるので、料金が半額になります。
快適に走行していましたが、賀陽ICを過ぎたところで深い霧が立ちこめてきました。さすがにこのあたりは標高が高いということなのでしょうね。
AM8:00
上野PAを通過。
外の気温は…おおっ6度!
AM8:20
蒜山SAでちょっと休憩。
外気温は3度に!
蒜山の山頂はもっと寒いのだろうか…
ちょっと心配になってきた。
と、思っていたらなんと!!
20代代表の山手スタッフはソフトクリームを食べているではありませんか!
お、おなか、大丈夫?
AM8:47
塩釜キャンプ場に到着。
近くには
日本名水百選にも選ばれている「塩釜冷泉」があります。
AM9:05
いよいよ、山歩きスタート。
なだらかそうな山道、天気もいいし、これはみんな揃って楽勝コース!
と信じて疑わないパーティの面々。
意気揚々と登り始めることに。
AM9:22
登り始めてすぐ、林を抜けると目の前に開けた景色。
気持ちいいなあと思いつつ足を進めると、今度は眼下に雲海が。
やっぱり、立っている位置が高いのだなと感じる風景を楽しみつつ、元気よく山歩き。
AM9:25 一合目
一合目に到着。

二合目に向かう途中で、小畠監査役が芽
の出たどんぐりの実を発見。
ここ数年、各地で「どんぐりの里親」をするという環境への取り組みがあることを教えてもらいました。
山や森でどんぐりを拾って帰り、ポットに植えて育て、芽を出したどんぐりを春には元の山や森へ返すのだとか。

山歩きを楽しめて、芽の出る喜びも味わえるし、春にまた山を訪れる。
身近で簡単にできる環境への取り組みですね。
AM9:45 二合目
ここで最初の休憩。
まだまだ、ハイキング気分のパーティのみんな。
この分だと、予定より早くかもしれません。
三合目
さすがに登りがきつくなってきました。
ようやく「山歩き」というよりは「登山」という趣に、パーティのみんなの口数も一気に少なくなって、ただ、黙々と歩き続けます。
景色、楽しんでますか?
一番若い山手君だけは、重い水を背負っていても元気いっぱいの様子。
四合目
何しろ年代層の広いパーティなので、休憩を多めに取りながら登っていきます。
やはり、「楽勝」は甘かったかと思い知らされ、日々の自転車で培った脚力もこんなものなのかと、このときはちょっとがっかり。
でも後で聞いた話だと、山登りと自転車、しんどさの種類が全く違うんですね。
よかったぁ~
五合目
ようやく半分。
ここには日留(ひるが)神社が祀られています。
道中の安全を祈願して、小さな祠に手を合わせていきましょう。
六合目
六合目に到着。
この疲れ具合がそれまでの道のりを物語っています。
ペースもかなりゆっくりに。
七合目
七合目の道標。
カメラが傾いているのではなくで、実際に道標が傾いているんです。
道が急なのもおわかりいただけると思います。(>_<)


七合目から八合目の間には鎖やロープの張られた箇所もあるぐらい、急な場所もあります。
八合目
さあ、八合目。
みんな、かなり寡黙です。
景気を楽しみつつ、でも無駄話はなし。
ふうぅぅぅ~…
はぁぁぁ~…
もうすぐ上蒜山、下蒜山の分岐点です。
がんばりましょう!

八合目からは、杉林の中も通ります。
景色はいいのに言葉がでない。
決して感動していないわけではないんですけどネ。

休憩中の池上店長がポージング。
なかなか、サマになっていませんか?
分岐点
上蒜山、下蒜山への分岐点へ到着。
中蒜山山頂へは上蒜山方面へ。

視界も一気に開けて、眼下に蒜山高原を一望。
おおっ!!すばらしいっ!!
と心の中で叫びつつ、実際は無言の行。
蒜山三座の稜線は、そのまま岡山県と鳥取県の県境です。
今、県境の上を歩いているんだなあと感慨にふけりながら、しばらく行くと中蒜山避難小屋に到着。
ここまで来れば中蒜山山頂は、すぐそこです。

目的地が目の前だとわかって、俄然色めき立つパーティの面々。
今までの疲れも忘れて、いつの間にかはりきった歩調になっています。


 
Check! POINT
お得なETCの利用法
通勤割引でOFF!
午前6時~9時と午後5時~8時の間に、ETCを使って料金所を通過し、走行距離が100km以内なら、高速料金が半額になります。
料金所の通過は、入るときでも、出るときでもどちらかが時間内であれば、割引が適用されます。

エスティマハイブリッドの
実際の走行燃費は?
出発から蒜山までの
走行燃費記録が表示されたディスプレイ。
ドライブのしかたで、グラフがどんどん変わっていくのがわかります。
これなら面倒な燃費計算もすぐにわかります。

蒜山高原の
トーテムポール
「スイトン」のなぞ
蒜山ICを降りて、一般道を走っているとあちこちにトーテムポール(?)が立っているのに遭遇します。
何でこんな所に?
実はこのトーテムポール(みたいなもの)は、悪いことをする人がいると、どこからともなく「スィー」と飛んできて、「トン」と1本足で前に立ちはだかり、まっぷたつに引き裂いて食べてしまうという、蒜山に伝えられる妖怪。今は、蒜山のマスコットキャラクターのような存在で、いろいろなグッズも売られています。

水を持って行くなら
塩釜の冷泉で
山頂でおいしいコーヒーを飲むなら、せっかくですから途中にある「塩釜の冷泉」でくんでいきましょう。4リットルの水はちょっと重いですけど、ここは若い山手君の背中を借りて、多めに持って行くことにします。
水は重いですから、体力、脚力と相談しながら、欲張らないで行きましょうね。

日留=蒜
蒜山の由来はここから?
「五合目にある「ひるが神社」の祠。日留神社、蒜神社ともいわれています。
成り立ちも定かなことはわかりませんが、「ひるが」は「日留女」という日の神に仕える巫女のことで、大日留女はその最高位の天照大神(オオヒルメノムチ)を指し、天照大神は大日如来と習合して、全国の多くの山に祀られていることから、蒜山も信仰の山で、山名はこれに由来していると唱える説があります。

他にも、蒜山の名前の由来としては
●野蒜(のびる)がたくさん自生しているから
●軽石を蛭(ひる)石ということから
●蒜山原を代表する植物ヒロレから
●天照大神の名オオヒルメノムチから
●湿地地名をヒルというから
●太陽が見えるときは昼だから(山陰側では、多く蛭山、昼山と表記します。)
などの諸説があり、どれも定かではないようです。