webマガジン
コンテンツ
 
 
オーナー登場マイカー拝見お便りコーナー


2日目の目的地東粟倉村で
 2日目の朝は、まず宿からほど近い名水スポットへ。この後山山麓一帯は、「氷ノ山・後山・那岐山国定公園」にも指定されていますが、その豊かな大自然の中から、豊富なミネラル成分をたたえて湧くのが愛の水。地域の人ばかりでなく、はるばる都市部から名水を求めて足を運ぶ人々でにぎわっています(一部有料)。この愛の水のすぐ南には、霊山後山の女人堂。東粟倉村は古くからの山岳宗教の聖地で、この堂は今なお女人禁制を守る後山の、女性のための待機堂です。  
▼いずれも散策自由、問い合せは0868-78-3133(東粟倉村役場)へ

女人禁制の山「後山」の女人堂

美味しい「愛の水」でのどを潤して

 愛の水をあとに、現代玩具博物館・オルゴール夢館へ向かいました。玩具博物館には、数千点の木製を中心としたおもちゃが展示されています。また同じ建物の中にあるオルゴール夢館には、世界的な名機と呼ばれるアンティークオルゴールが多数収蔵され、その演奏やからくり人形の動きが、実際に見て聞いて楽しめるコンサートも、毎日開催されています。
▼オルゴール コンサート
 演奏スケジュール
〈平日〉10:30~/12:30~/14:00~/15:30~〈土・日・祝〉10:00~/11:00~/12:30~/14:00~/15:30~(演奏時間は約40分、途中の入退室は自由)
▼現代玩具博物館
 オルゴール夢館
0868-78-0211/9時半~17時/毎月第一月曜休(祝日の場合翌日休)/入館料・大人700円 小人300円

オルゴールとおもちゃの博物館を見学

現代玩具博物館には、さわって遊べるおもちゃがいっぱい

ピエロが手紙を書く!!オルゴールにうっとり

 今日の昼食は、珍しい山里の自然派料理のバイキングとして関西方面からの客でもにぎわう、西粟倉村のあわくら旬の里に向かいました。となり村といっても現代玩具博物館付近からなら、大規模林道を一直線に進んで約十分ほど。自然の中を走るドライブも快適です。
▼あわくら旬の里
英田郡西粟倉村影石五二一/0868-79-2882/開館10時~20時/第二火曜休(祝日の場合翌日休)※2階レストランでのバイキング料理は11時~14時(土曜日のみ17時~20時も)/大人1800円、小学生以下900円

あわくら旬の里の田舎風料理バイキング

旬の里と道の駅を結ぶプロムナード
※旬の里
▼トヨタTS3カードを提示するとバイキング料金が1500円に割引!(対象は大人料金のみ)

 食事の後は旬の里とテラスロードで結ばれるあわくらんどでお土産などのお買い物。木工製品や農家直売の新鮮野菜、山菜などが常時ふんだんに並べられています。この西粟倉にも人気の温泉が湯けむりをあげているので、東粟倉や大原と合わせて温泉めぐりを楽しんでみるのもいいかもしれません。紅葉の季節におすすめなのが、若杉原生林の散策。自然の華麗さに、誰でも見とれてしまうはず。
▼あわくらんど
英田郡西粟倉村影石418/0868-79-2331/開館9時~20時/元旦のみ休
▼あわくら温泉
◎湯~とぴあ黄金泉
西粟倉村影石2072-6/0868-79-2334/10時~20時/大人800円/第二火曜休(祝日の場合翌日休)
◎あわくら温泉元湯
西粟倉村影石2050/0868-79-2129/第1・3木曜休/外来入浴は9時~18時/大人400円
▼若杉原生林
面積約80ha、ブナ、カエデ、ミズナラなどの巨木をはじめ約200種の樹木が立ち並ぶ天然樹林。県下初の「森林浴の森百選」に選ばれている。

見事な紅葉が迎えてくれる若杉原生林

若杉の森を流れるせせらぎで
あわくら温泉のマスコットはタヌキ君

 紅葉と森の空気を満喫し、そろそろドライブもクライマックス間近です。そこで、東粟倉村に戻り、このマガジンを見ていただくみなさんのために、しっかりと、見どころチェック。まだ紹介できていなかった、素敵な場所をレポートして、帰途につくことにしました。西粟倉からさっき走った林道を戻って、まずレストランやクアハウス、コテージや体験農園のある食と健康をテーマとした愛の村パークへ。そして、村を一望する日名倉山山頂近くには、東粟倉の「自然と調和の取れた美しい村づくり」のシンボルとなるベルピール自然公園があります。また、その山麓の東粟倉工房こぶし庵は、自然の素材を生かしたふるさとの味づくりを進める菓子工房。村内で収穫されたもち米、小豆、よもぎ、しそなどの原料だけを使った素朴であたたかい手作りの風味の品々が並びます。武蔵ゆかりの地と、温泉や紅葉いっぱいの地をたずねる旅、ちょっぴり歴史の勉強になってとても楽しかったな。大河ドラマが始まったら、番組のシーンなどを思い浮かべながら、たずね歩くのいいかも。皆さんも、出かけてみませんか。
愛の村のコテージも人気の宿泊スポット

建物が目を魅く愛の村パーク

村中に響き渡るリュバンベール(大鐘)を聞きながら


サクシードで武蔵のふるさと大原の里~あわくら周辺を行く
岡山出発~大原町へ|その1その2


webマガジンの目次へ戻る