「ワインディングロードに強い四駆の特性とパッケージングの良さ、ハイブリッドシステムの先取性で、発表されてすぐオーダーしました。乗らずに買ったんですが、最上質の心地よさがとても気に入っています」と今日もエスティマハイブリッドのハンドルを握る小幡さんは、玉島以西の岡山県内では抜群のシェアを誇るヤマハボートディーラーのオーナー。玉島港の一角に最新設備のマリーナも経営されている、たくましき海の男…なのであります。
この小幡社長は、実はかつて、岡山県の自動車販売業界の草創期からトップ営業マンとして活躍された人なのです。脱サラして現在の船舶関係のお仕事を始められる前は、岡山トヨタ勤務。私たちの尊敬すべきOBでもいらっしゃいます。愛車遍歴も、戦後早々の三輪貨物に始まり、初代クラウンから、軽四輪、スポーツタイプ、外車に至るまで多彩。これほどご自身の身体で、車の何たるかを知っている人は、全国を探してもなかなか見つからないでしょう。そんな方が、何十台もハンドルを握った末にたどり着いたエスティマの魅力とはいったい何なんでしょうか。
「ここ二十年ほどの国産車の進歩は素晴らしいですね。この進歩をリードしてきたのがトヨタです。特に低公害車の分野では、このハイブリッドの実用化で世界をリードしました。これがまず一つのポイント」メカニックについての知識も深く、ご自身のマリーナにも熟練のエンジニアスタッフを多数擁する社長。こんな小幡さんでも1つだけエスティマの謎の部分があるそう。それが奥様と車に関するある出来事でした。
「実は妻が車酔いが激しくて、あんなに静かで乗り心地のいい車だと私は思っているマジェスタでも、玉島から倉敷に行く間に酔ってしまうのです。それがエスティマだと何百キロ走っても平気。何がポイントだかはっきりはしませんが、視線が高いのが幸いしているのかな」
現在は近所の気の置けない方々と、たまの休日を利用して中四国の温泉地にドライブするのが一番の楽しみとおっしゃる小幡社長。ご夫妻にとってエスティマハイブリッドは、もう無くてはならないパートナーのような存在。これからもますますドライブに、また日常の足として活躍するに違いありません。
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