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夏だから「水の国」岡山の滝めぐりへGO!
高梁川、旭川、吉井川の三大河川が、中国山地から瀬戸内海に流れる岡山県には、400以上といわれる多くの滝があります。夏は涼感を求めて、滝めぐりをするのもいいですね。素晴しい滝へのドライブに出かけてみましょう。
■布滝(阿波村大高下)
「のんだき」と読みます。津山市の国道53号野村交差点から分岐する県道を加茂町~阿波村へと進み車で約40分。白髪滝キャンプ場付近から川沿いに遊歩道が続いています。小型の四駆なら、林道で滝の上部に出る方法も。黒い玄武岩の岩肌をすべり落ちる水が、まるで白い布のように見えることからこの名になりました。
■岩井滝(上斎原村中津河)
人形峠のやや南から分岐する国道482号を恩原高原方面に向かい、途中、中津河川沿いに5キロほど進むと岩井滝の駐車場があります。車を降りて遊歩道を15分ほど登ると名水百選指定の岩井の水。もう少し歩くと、水流の裏に入れる裏見の滝として有名な岩井滝があります。
■新庄不動滝(新庄村滝ノ尻)
四十曲峠に続く国道181号の道の駅新庄のやや北、新庄村役場すぐ西の鍛冶屋交差点を分岐し毛無山方面に向かう途中にあります。下流に二条に別れて落ちる女滝、やや上流に迫力ある男滝があり、それぞれの異なる趣を楽しむことができます。
■山乗不動滝(中和村下和)
昨年の夏号で訪れた涼感たっぷりの滝です。湯原ICから中和村に進む国道482号から山乗渓谷へと分岐する交差点に看板があります。今年の夏も、人気のそうめん流しの茶店がオープンします。
■横野滝(津山市上横野)
津山市北端を流れる横野川上流の連続する三つの滝。数年前の水害で一時営業休止していた二の滝すぐ下の紅葉亭も無事再オープン、人気の流しそうめんを楽しむことができます。上流の三の滝へは遊歩道が続き三段になって落ちるダイナミックな姿を見ることができます。
■蛇淵の滝(奈義町高円)
国道53号の奈義町高円から、大イチョウで有名な菩提寺に進む道へ分岐する途中に駐車場があります。遊歩道をしばらく歩けば滝見台、自然林に覆われた大蛇伝説を秘め雄大な滝が迎えます。周囲は真夏も深とした涼しさ。納涼にもってこいの滝です。
■絹掛の滝(新見市草間棚ヶ瀬)
国道180号の高梁・新見市境をやや北に進んだ道脇にあります。名の通り絹を垂らしたような白い水流が流れる、落差60メートルの直下滝。いつもは優しく、そして雨後はダイナミックに…。簡単に見ることができる滝ですが、美しさはなかなかのものです。


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