学都岡山の実現。
スポーツと地域の幸せな関係…


 六月二九日(土)に開催された、岡山大学「学都」創生シンポジウム「社会に応える教育を目指して」に行ってきました。当日は高等教育について造詣の深い文部科学省、坂東久美子高等教育局長の基調講演、伊原木岡山県知事、大原謙一郎大原美術館館長、そして森田潔岡山大学学長によるパネルディスカッションを拝聴しました。大原館長が言われたアートと文化の素養が真の国際交流につながるという話や、森田学長が提唱する地域と大学とのつながり、「学都岡山」の実現へ向けてのいわゆる「森田ビジョン」も大変興味深いものでした。
 ここからは、ちょっとオフレコ的な話になるのですが…、先日、「スポーツと地域」というテーマでファジアーノ岡山、岡山シーガルズ、湯郷ベル、吉備国際大学シャルムのチーム関係者の方々との交流会に参加してきました。喜ぶべきことに、ここ数年、岡山にはサッカー、バレーをはじめ全国区で活躍するチームが誕生し、それぞれのステージで活躍しています。まだまだ運営面など課題も多いようですが、最近は観客動員も増え、さらに盛り上がってきています。チームとして地域に何ができるのか、逆に県民としてどうサポートしていけるのか。お互いに協力し合える仕組みづくりができればと思いました。大学、スポーツチーム、行政、企業、県民…。今後の岡山が楽しみです。
 

岡山トヨタ自動車(株)
代表取締役社長
梶谷 俊介