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技術の進んだ現代、クルマは適切な整備をすれば30万キロ以上も平気で走る優れモノの機械。ということは1~3万キロ走行程度では赤ん坊から小学生。逆に10万キロ走行でも人間にたとえれば30代の働き盛り。中古車もなかなかあなどれません。 でも、中古車は、世の中で1台しかないと言うことを認識しておくことがまず必要。そもそも他人が乗っていたクルマですから、一台一台、品質が違うのは当然です。その程度や品質を見極めるのが、賢い中古車選びのコツということになります。 |
■ まずターゲットを明確に | ||
中古車はグレードも含め、同車種でも、年式、走行距離、装備の有無など千差万別。ですから多様な車種を考えると、なかなか車選びが前に進みません。だからまず、自分のほんとうに欲しい車についての知識、こだわり、使用目的をはっきりさせて、身につけておくことが必要です。 |
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1.クルマに求める特性【スポーツorRV・高級度・多人数乗りなど】 | ||
2.クルマの主使用目的【通勤通学・レジャー用・ファミリーユース・仕事用など】 | ||
3.予算をはっきり決定【予算なくして良い買い物はありません】 | ||
最低限、以上のことは明確にさせておきましょう。この中でクルマを「道具」として見ると、最も大切なのが「目的」。この目的が果たせなければ良い車選びとは言えません。また予算も控えめに。だって「安くてお得」なことが中古車に欠かせない魅力なのですから。 |
■ いよいよ実車を見てみよう | ||
さて、ターゲットが固まったら、いよいよ中古車販売店へ。この時ポイントになるのが当たり前のようですが、車(実車)を徹底的に確認すること。…前、後ろ、横…等々外見のチェックから、本当に大切な内装、エンジン、ミッション、さらに使用状況やそのクルマの履歴などを良く確認してみましょう。 | ||
外観を見る【ボディ外装は斜め方向の視線で映り込む景色を見るようにチェック】 | ||
立付け確認【トランク、ボンネット、ドアなどを開けて開閉状態等を確認】 | ||
内装の確認【ハンドル、シフトノブなどを動かしてみよう】 | ||
+αの確認【シートの具合、オーディオ、エアコン、パワーウィンドウもチェック】 | ||
作動の確認【エンジンのかかり具合やアイドリング時のクルマの振動・異音を確認】 |
■ 気に入ったクルマは試乗を | ||
以上をざっとチェックし気に入ったら、車検があるならぜひ試乗をしてみましょう。その時は【エンジンの吹けあがりはスムーズか、ミッションの入り具合(ATシフトショック)、ブレーキの利き具合、ステアリングの操舵感、乗り心地など】を確認しましょう。 疑問があれば、お店の人に、自分の希望を全部話して、相談に乗ってもらおう。不明な点は、納得いく迄聞くこと。…とにかくどんどん聞きましょう。将来のマイカーに疑問をもったまま契約するのは後々のトラブルのもと。気になることはどんどんスタッフに聞いて、その場で解決することが大切です。 良い中古車販売店というのは、こんな時にこそ誠実に対応してくれるもの。そしてお客様のことを本当に考えているなら「このクルマはどんなところがお得なのか」…そんな事まできっと教えてくれるはず。お得な点のアドバイスを受け…どこがどう得なのか?納得いくまで詳しく尋ねましょう。 また、整備工場の有る無しも、中古車販売店を見る上での大切なポイント。自社工場がある店なら、不具合などは事前に修理されている事が多いから安心。また、万一のトラブルにもスピーディーに対応してくれます。(以下次回に続く) |
次回予告 | |
●車両以外の費用、諸経費について ●絶対に避けたい事故車について ●アフターフォローと保証について など、またまたあなたの身になって中古車選びのコツを詳しく解説します。 知りたいことがございましたら連絡ください。 |
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