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小畠一二さん一家( 牛窓町牛窓)
◆ペンション牛窓 0869・34・5511

乗れば乗るほど愛着のわくランクル

「古い車だから人前に出すのは照れるね」という小畠さんは、牛窓オリーブ園近くにあるペション牛窓のご主人。昭和56年に開業したペンションに来る、アウトドア好きのお客様の、様々な4WD車を見て、この車を選んだそうです。
「釣り全般をやりますが、メインは鮎と渓流。どうしても河原に入らないといけないので、ランクルにしました。でも意外とオンロードで乗りやすいのにびっくり。故障も無いし、いまだにこのクルマが手放せません」
 高速走行は思いのほか静かで、エンジンもよく回転が上がる。もちろんオフロードは独断場。仕事に使う場合も、荷物をたっぷり積めて定員乗車も窮屈ではない。こんな魅力に、知れば知るほど引き込まれてもう10数年。それでもランクルは今なお快調そのものなのです。

味自慢、魚自慢のペンション牛窓

 小畠さんは脱サラリーマンのペンションオーナー。場所をここ牛窓に決めたのは、日本でいちばん気候がいいからだそう。
「牛窓には海があり山もある。どちらも楽しめるし、なによりこの高台は風景が素晴らしい。信州とかもちょっと考えたけど、九州出身なもので冬の寒いのはつらい。そんな理由もあって牛窓に開業したけれど、お客さんの評判も良くて大正解でしたよ」
 ペンション牛窓は、そのすばらしい展望と美味しい魚料理が評判の宿。目の前が瀬戸内海だからもちろん魚は新鮮そのもの。おまけに小畠さんは船釣りもやるということで、自分が釣った魚をなんとかお客様に味わっていただこうとがんばることもしばしばとか。
「でもね、そんなプレッシャーがあるとなかなか釣れなくて(笑)。気ままに遊び気分で行くとじゃんじゃん釣れてしまったりするんです。難しいものですね」
 でもお客様をがっかりさせるようなことはありません。釣れない時は直接市場に足を運んだり、時には漁師さんに頼み込んで新鮮素材を調達されることもあるそう。
 川釣りの方は、スポーツ新聞の釣況欄にも岡山・兵庫あたりの情報を提供していたぐらいですから腕前はプロ級。運が良ければ「海の町・牛窓の宿で、新鮮この上ない鮎料理を堪能」という機会にあなたも恵まれるかもしれません。


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