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1日目
海の幸あふれる漁港の町日生へ
■岡山

■長船
●備前長船博物館
■邑久
●夢二少年山荘
●夢二生家
■牛窓
●ヨットハーバー
●オリーブ園
●海遊博物館
●本蓮寺
●ホテル・リマーニ
邑久IC
岡山ブルーライン
虫明IC

■虫明
●虫明焼
鶴海IC
岡山ブルーライン
備前IC

■日生
 
●加子浦歴史文化館
 
●森下美術館
<宿泊>
◎魚美味倶楽部
 美晴


2日目
Aコース
Bコース

 リゾート気分を満喫したあとは、いよいよ今日の宿泊ポイント日生へ。岡山ブルーラインを東へ走ります。その途中、虫明インターでおりて、ちょっと寄り道。岡山県では備前焼と双璧を成すという焼き物「虫明焼」の里を訪ねることにしました。
 おじゃました黒井慶雲さんの窯は、虫明インターから案内看板に沿って約十分ほど走った大平山近くにあります。
 虫明焼は江戸後期の岡山藩家老伊木三猿斎のお庭窯で知られる県指定の伝統工芸品で、釉薬、絵付けを施した、薄身で上品な風情が特徴。茶道と陶芸のお話などをうかがいました。


黒井先生にお話しを伺う

上品な虫明焼
◆問合せ先 電話08692-2-1111
邑久町虫明焼作陶会(邑久町役場内)

 鶴海インターから、再び日生方面へ向けてドライブ。備前インターをおり、国道二五〇号を日生へ急ぎます。
 到着したのは日生港にある、かつて網元の「筑前屋」を移築・再現した加子浦歴史文化館。館内で「海と共に生きるまち」をテーマにした、日生の歴史や産業の展示を見学しました。また、蔵づくりの文芸館には、日生出身の文芸関係者を中心とした展示品があります。

海の文化を知る加子浦歴史文化館
加子浦歴史文化館 日生町日生801-4
電話 0869-72-9026 
入館 大人200円 、小人100円
10:00~17:30 休館 火曜・祝日の翌日

 また日生で、ひときわ目を引く建物が一万数千枚もの備前焼の陶板を外装に使った森下美術館。こちらには、古代アメリカの文化遺産など、学術・美術史上きわめて貴重な品々を見ることができます。
 さあ、日も傾いたし今日の宿の、魚美味倶楽部・美晴へ。おめあては宿ご自慢の磯魚料理。今回は季節の旬の「さわらづくし(一人前五千円~)」をいただきました。
 メインは「さわらのいり焼き」。瀬戸内海の春を代表する魚を、皮つきのまま煮汁に入れ、野菜とともに半煮えぐらいで食すもの。その始まりは、豊漁の際、食事の時間を惜しんで半煮えをあわただしく口にしたことといわれていますが、これが美味しい、美味しい。お刺し身や酢の物、たたきなどもいただき満腹になりました。

森下美術館

メニューは「さわらづくし」

珍しい「さわらのいり焼き」
◆魚美味倶楽部・美晴 電話 0869-72-0144
◆一泊二食11000円(税別)~(昼食・夕食など料理のみの利用も可能)


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