東日本大震災で
被災された皆さまへ
心よりお見舞い
申し上げます。


  まず3月11日に発生した東日本大震災におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。皆さまには、お身体にご留意の上、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
  実はその日、私は東京にいました。地震が発生した時間は、浜松町のビルの一階で会議に出席していました。最初の揺れが襲ったときは、岡山の感覚で、つい「どうせすぐに収まるだろう」と楽観していたのです。ところが揺れはその後も続き、二回目の大きな揺れの後、会議のメンバーとともにビルの外へ出ました。建設中のビルの屋上にある大型クレーンがゆらゆらと揺れるほどの強震。二時間ほどその場で待機した後、徒歩で東京駅へ向かい、四時間かけて新大阪へ。そこからはタクシーで岡山まで帰りました。
  この震災を経て、私はあらためて東北地区が日本の重要な生産拠点であり、私たちと密接につながっていることを実感しました。クルマの存在も移動手段、物資の輸送手段として大切な役目を担っていることも再認識した次第です。微力ながら私も復興への強い意志を永く持ち続けたいと思います。
 

岡山トヨタ自動車(株)
代表取締役社長
梶谷 俊介