日本刀、ベンガラ、
閑谷学校…
ふるさと岡山を誇りに思う。


先日、吉備国際大学文化財学部の臼井先生の講演を聴く機会に恵まれました。
感想を一言でいうとズバリ「岡山文化の素晴らしさ」を再認識させられました。
長船の日本刀(全国で作られる70%が長船産)に始まり、備前焼、ベンガラ、閑谷学校の建築技術…。ちなみに牛窓の木蓮寺の瓦は500年間、吹き替えられていないのに今だ健在だそうです。ベンガラも現在の工業用のものでは昔の手作りの色が出ないとのことでした。


私たちはついつい技術は絶えず進歩していると思いがちですが、臼井先生のお話を聞くと決してそうではない。時代を超えて残ってきたモノがその事実を雄弁に物語っているんだなと実感しました。
さて最後に質問。皆さんは国指定の史跡の数、岡山市は全国で何位かご存知ですか? 答えは第6位! 京都や奈良などの名だたる歴史文化都市の中にふるさと岡山市が名を連ねている。
スポーツ、文化、歴史…もっともっと「岡山」に注目して、誇りに思っていいのではないでしょうか。


 

岡山トヨタ自動車(株)
代表取締役社長
梶谷 俊介