仲田さんは、備中・真庭地区を中心に、備後地区までにわたって圏内有数の建材取扱業者として活躍する、三京株式会社の代表。数年前に先立たれたご主人に、経営を託され今日に至りました。
「といっても不慣れな仕事ですから大変でした。主婦がそのまま社長になったようでしたから…。免許をとったのは、主人の元気な頃に国道沿いの土地にレストランを開業したのがきっかけです。最初は中古車、それをひっくり返して(笑)カリーナの新車を買っていただきました」と仲田さん。 3000ccの登場以来「その重厚な走りに魅かれてずっとこのクルマ」と代々のクラウンを乗り継がれた先代社長、仲田幸雄さんはとても行動力あふれる方だったそう。
「仕事だけでなく運転もそう。皆生温泉あたりには銭湯感覚で出かけるし、東北や九州にも、予定をたてずに突然ハンドルを握って出かけていました」と、つい昨日の事のように思い出が甦ります。その影響でしょうか「趣味はお友達とのドライブぐらいになりました」と朝子さん。近くの用は長く親しんだカリーナで済ませる事が多いというものの、長距離ドライブは最後に先代社長のご主人が選んだマジェスタの出番。平成7年式とはとても思えない新車さながらのコンディションは、きちんとした手入れと、何よりもご主人との思い出を大切になさる朝子さんの心あってのものでしょう。
「ハンドルを握ると、とてもここち良い感覚に包まれます。パワーもあって、それでいて運転が楽。取り回しも良いし、静かだし、これ以上のクルマはちょっとないんじゃないでしょうか」とマジェスタの事を語るとついつい笑顔に。「最近やっと慣れてきました」という社長業とともに、愛車マジェスタとの関係も、時が経つとともに、きっても切れないベストパートナーというようになってきているのかも。
「以前、飼っていた大型犬を岡山へシャンプーに連れて行くのに、主人が他社のワンボックスを衝動買いして…。これが不具合続きで、以来絶対にクルマは岡山トヨタ。社用車を含めて全部です。浮気は、なんでもいけませんねぇ(笑)」と、最後に朝子さん。
これには「はい、ありがとうございます」と総社店一同。ご愛顧に恩返しできるようこれからもがんばります。
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