岡大サイエンスカフェ、
その後、講師に挑戦。


 6月15日、岡山大学国際交流会館で開催された「岡大サイエンスカフェ」に初めて参加してきました。この催しは今回で30回目、サイエンスに興味のある人なら学生はもちろん社会人など誰でも参加できます。参加費は無料でうれしいことに飲み物も付いています。今回のテーマは「多様な木と森」と題したもので、講師は森林科学の権威である山本進一副学長。地球上で一番長生きしている「生物としての木」に注目、木と草の違いや木の名前の意味など、生物多様性の側面からユニークな話を聞くことができました。こうした大学と地域の交流は最近ますます盛んになっていて、産学連携や市民連携といった形でずいぶん大学が身近な存在になりました。地域の活性化や生涯学習といった面でも、こうした取り組みは素晴らしいことだと思います。
 ちなみに7月2日は立場逆転、なんと私が「講師」となって岡山大学にお邪魔しました。講義の題名は「現代中小企業論」。地域の経済を牽引する中小企業は、社会の主役であるとする、「中小企業憲章(平成22年6月閣議決定)」の真意と意義などを190名の受講生の前でお話させていただきました。うれしいことに皆さん真剣に聞いてくださって、レポートもきちんと提出してくれました。読んでみると、こちらからのメッセージが何となくは伝わっているなと安心しました。今後も機会を見つけて、大学との交流にも積極的にトライしたいと思っています。
 

岡山トヨタ自動車(株)
代表取締役社長
梶谷 俊介