実は取材前からワクワクしていた。お気に入りのおもちゃを与えられた子どものように…。丸いヘッドライト、楕円を描くホワイトグリル、クラシックなTOYOTAのロゴ。まさに元祖トヨタSUV「FJ40ランドクルーザー」を彷彿させる「力強さ」と「スタイル」がFJクルーザーの最大の魅力だ。その走りをとことん楽しみたくて悪路にも分け入ってみた。ショートホイールベース+ショートオーバーハングのボディと大径タイヤの組み合わせは、余裕ある対地障害角を獲得。リヤドアは90度に開口する観音ドアで、乗り降りにも配慮している。もちろん最高出力276?を誇るエンジンパワーはオンロードでの安全かつ高速な移動を可能にしている。とにかく「颯爽」と乗って欲しい、そんな大人の一台だ。
乗降用ドアは両側面ともピラーレス(ドアに内蔵)の観音開き。ソフト素材で造られた荷室の床を含め、室内は防水。海や山でも遠慮なく使える。
アナログメーター(メーター照度コントロール付)、3本スポークステアリングホイール、大型シフトノブ&トランスファーノブ。この「無骨さ」がたまらない。
FJクルーザー“カラーパッケージ”。ボディカラーはツートーン ダークグリーン。オーナメントパネルも同色。