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谷口典義さん一家( 落合町垂水)

●乗用車感覚のすごいやつ

 「ヨンマル、ロクマルから乗っていますよ」という根っからのランクルオーナーの谷口さん、主に真庭郡内で土木事業を展開中の建設会社代表。若い頃の現場まわりにはランクルは絶対の必需品だったそうですが、現在のプラドはもっぱら、ご家族ユースだそうで、毎日この車のハンドルを握るのは、実は奥さんだとか。
「だから可愛い(笑)この色を、選んだのです。大きさもプラドだと家族ユースにちょうどいいし。でも、いざという時には、実に頼りになる走破性がちゃんとある。文字どおりオールラウンダーですね。ここ10年、毎年のように家族を連れてディズニーランドに行ってるんですが、それもこの車で。車内も思いのほかゆったりできると、とても評判がいいんです」
 ディズニーランド行きはいつも、谷口さんが仕事を終えて夜出発。ほとんどノンストップ、7~8時間のロングドライブになりますが、元気な谷口さん、運転はちっとも苦にならないそう。
「この車にかえて、いちばん驚いたのが、オンロードでの乗りやすさ。特に高速走行は、静かなこともあって快適そのものですね。ディーゼル車ということを忘れるぐらいパワーがあるし、車内はツインエアコンもあって、後部座席まで快適そのもの。今年の春の休みにも、ちょっとそこまで…という気分で九州ドライブに行ってきました」

でも”ヨンマル“のあのフィーリングも…

 まさに現代のマルチパーパスカー、プラド。でも谷口さんは昔乗っていたヨンマルのことを、今でも時々思い出すそうです。
「親父のクラウンから、セルシオ、専務のランクルなど、うちではみんなずっとトヨタで、僕もいろいろ乗ったけど、いちばん記憶に残っているのは、昔の無骨な時代のランクルだね。やかましくて、高速なんて走れたもんじゃなかったけど、ぬかるんだ現場でなんども助けられました。他の車を助けたりなんてこともよくあったね。あの時代から考えると、今では信じられないぐらい快適になったけど、もう一度できれば古いヨンマルに乗ってみたいですね。でも家族は喜ばないか(笑)」


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