大浦神社 瀬戸内海・寄島に鎮座する 安倍晴明由来の由緒ある神社。
笠岡から神島を右手に見ながら寄島方面へクルマを走らせると、当地の氏神様として多くの氏子に慕われる大浦神社があります。言い伝えによるとその昔、神功皇后が三韓遠征凱旋の帰途お立ち寄りになった島を「寄島」と呼ぶようになり、その後、997年、安倍晴明がその霊地に応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神を祭り、地方の氏神とした、と伝えられています。毎年10月第1土・日曜日に行われる秋季大祭では、神輿、御船、奴、千歳楽が境内を威勢よく練り、競馬神事も行われています。
端正な拝殿(上)、本殿(左下)は昭和2年に再建され、その規模は岡山県下最大、建築技術も神社建築様式として完成されている。石鳥居(下)は継ぎ目のない1本の石でできたもの。こちらも大変貴重なものだ。
浅口市寄島町7756 tel:0865-54-2408 駐車場:11台
450年以上受け継がれてきた祭事「競馬十二懸神事(無形民俗文化財)」。全国的にも貴重なその神事を観ようと、日本中から見物人が訪れる。