コミマガひろば

ご意見・ご感想お待ちしています。お客様の声

 

CVT(無段変速機)のメリットとAT(オートマチック・トランスミッション)の違いはなんですか?(50代 男性)

 

両方とも同じオートマチックミッションなのですが、変速機の構造が異なります。
ATは、トルクコンバーターがあるMT(マニュアル・トランスミッション)の変速操作をコンピューター制御で機械が自動的に行っています。
CVTは、チェーンとプーリー(滑車)または、円盤と円すい型のローラーを組み合わせて減速比を無段階に変化させるトランスミッションです。CVTの特徴は、金属製のベルトと可動式のプーリーを使って段階的に制御を行うことで変速時の振動が一切ないことです。さらに、運転状況に応じて、エンジンの動力を無段階で最適にコントロールできるため、駆動ロスが減り燃費が良くなります。そのため燃費重視の最近の乗用車では、CVTが多く使われています。

 

TRC OFFスイッチはどういったときに使用するのですか?(40代 女性)

 

すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力を確保してくれるのがTRC(トラクションコントロール)です。普段は安全のため、ON状態での走行をお奨めしますが、ぬかるみや砂地、雪道などから脱出するときに、TRCが作動していると、アクセルペダルを踏み込んでもエンジンの出力が上がらず、脱出が困難な場合があります。このようなときは、TRCをOFFにすることで、脱出しやすくなります。

 

タイヤはどのようなタイミングで交換が必要ですか?また4本すべて変えたほうが良いのですか?(40代 女性・60代 男性)

 

①交換のタイミング
残り溝がおよそ3.2mm付近を下回っていたら、そろそろ交換がお奨めです。
保安基準では、1.6mmまで使用する事ができるのですが、3.2mmを下回ると雨の日に滑りやすくなり、制動距離も長くなって、危険度が上がってきます。
そのため岡山トヨタでは、3.2mm付近まで摩耗しているタイヤは、交換をお奨めしています。
また、残り溝が十分にあっても、3~4年経つとゴムが劣化し、ヒビ割れがみられるようになり、タイヤの亀裂や損傷と同様に、バーストを起こす恐れがあります。
乗る前には、タイヤの状況を確認することが安心・安全のために重要です。

②4本同時交換した方が良いか?
各輪で残り溝の差があると、駆動系部品にダメージを与えてしまったり、不安定な操縦特性になったり、ABS、PCS等の安全装備も正常に作動しない恐れがあるため、4輪同時交換が望ましいです。
また、交換する際は、右記理由から4輪とも、指定されたサイズで、同一メーカー・銘柄・トレッドパターン(溝模様)のタイヤを使用し、推奨された空気圧にしてください。

編集後記

今回のコミマガドライブは新型アクアに乗って港町・玉島を散策してきました。
かつて瀬戸内海屈指の名港として栄えた玉島。町のあちこちに往時の面影が残り、造り酒屋をはじめ神社、飲食店など、
良き時代の薫りを堪能することができました。秋には良寛さんで知られる名刹・円通寺の紅葉も見頃です。
新しく生まれ変わった倉敷店・U-Car倉敷と合わせて、ぜひお出かけください。