まずは第一印象から。迫力満点のグリルからアフターバーナーをイメージしたリアコンビネーションランプへの優美なラインはまさにクラウンならでは。
そして今回の一番の注目は、アスリートシリーズに2・0?ターボエンジンが設定されたこと。実際乗ってみて感じたのはターボの加速はもちろん、低速時や街中での走りが実にスムーズだったこと。「日本の道」を知り尽くしたトヨタならではの「ターボ」と言えるだろう。
ちなみに今回、アスリートだけの特別なメーカーパッケージオプションとして日本の伝統色の12色のボディカラーが用意された。群青、紅、翡翠、白夜…など実に美しい。詳細はスタッフにお問い合わせください。
2.0?直列4気筒DOHCターボエンジン(8AR-FTS型)、最高出力は235ps、最大トルクは35.7kgf・m、トランスミッションは8速AT。加速は申し分ない。
日本人の体格を基準にした「疲れにくいシート形状」を採用。包まれるような座り心地と絶妙なドライビングポジションは秀逸。長距離ドライブも苦にならない。
乗り心地もバージョンアップ。サスペンションは「いなし」がテーマ。ボディ剛性もさらに強化され、コーナリングの安定感はさらに増している。